
HSPはその特性ゆえに生きづらく感じたり、環境が合わないと体調を崩しやすいです。また人間関係の構築が苦手な人もいるようですね。
ではHSPではない普通の人にとって、HSPのことをどう思っているのか聞いてみました。ちょうど保健師さんに会う機会があったのでレポしたいと思います。
今回は保健師さんの立場上ではなく、一人の人間としてアドバイスをもらっています。
コンテンツ
単刀直入に言うとHSPってどういう印象ですか?
いい人やちゃんと礼儀正しい人なら「優しく接しよう」と思いますけど、私も人間ですし嫌いな相手だと避けてしまうかもしれません。
この問いに関しては人によりけりだと思いますよ。
なるほど、いくら「HSPですので配慮してください!」と言っても横暴な人や感謝の気持ちがない人となると避けますよね。これは健常な人にも言えることですね。
配慮を求めるにあたってどのような感想をお持ちですか?
少し厳しい言い方ですけど、車椅子の方などと違ってHSPは内面の問題です。
そして今のところ精神疾患として定義されていませんので、配慮を強要できる立場ではないんです。
そうですね、HSPだから何をしてもいいと言うわけではないし、自己の性格上の特性ということで片付けられてしまう一面はありますね。
でも職場内で「〜〜は苦手だから〜〜に異動したい」という要望くらいは出してもいいと思いますね。
結局は自分の居場所や快適な環境は自分が作らざるを得ないです。
うーん、なるほど。HSP特性を持つ者としてですが、いい環境を手に入れるためにはある程度の努力は必要ということですね。
もっとHSPという障害もとい特性が世間に知れ渡るといいですね。
HSPの方にとって性格の矯正は必要だと思いますか?
Aさんはおおらか、Bさんは気がきくなど、突き詰めれば個人の特徴でしかありません。
これは自身が受け入れるしかありません。しかし、普段の生活に支障が出るなら矯正の必要はあると私は考えます。
無理に矯正をするよりも「自分はこういう人間なんだ」と落とし所をつけることも大切だということですね。
私自身も最初は自分の性格や特性が嫌いでしたけど、今は自分のことは良くわかっているし、好きな部分や誇れる部分もあります。
ありがとうございます!(笑)
HSPの人にアドバイスはありますか?
だから衝突はしますし意見の齟齬も生まれます。でも、自分の人生を良くするためにも謙虚さを忘れずに過ごしていただきたいです。
またHSPの方はちょっとしたきっかけで精神疾患を患ってしまうケースが稀にみられます。
自分の体調にはくれぐれも注意して生活して欲しいです。
うんうん。HSPの方で生活に支障が出るほど症状が酷い場合は専門医に診てもらった方がいいということですね。
欧米ではメンタルケアのために心療内科や精神科は身近な存在だと聞いています。
気になることがあったら診てもらうことが大切ですね。
最後に一言ありますか?
持った職員が多くいますので、お気軽に話をしに来てください。
地域の福祉サービスの紹介など、いいアドバイスができるかもしれません。
私も簡易的なカウンセリングをしてもらって気持ちが晴れ晴れしてます。福祉サービスはいたるところに存在しますので、まずは相談ですね!
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。