HSPはニートや引きこもりになる?HSP特性対策と生き方の話

HSPはニートや引きこもりになる?HSP特性対策と生き方の話

HSP特性の方は社交的な方が多い一方で、自分の殻に塞ぎ込んでしまう方も少なくありません。そこで気になるのが「ニートや引きこもりのリスク」です。

周囲の方や家族にとって、本人がなんとか健康に社会で生きて欲しいものですが、HSP特性のことをよく知らないと五里霧中に陥る可能性があります。

ここでは、現代社会で健康に生きるためにHSP特性とどう付き合えば良いかをまとめました。

HSPと引きこもり・ニートの密接な関係性

HSP特性が酷くなると、心身ともに疲れてしまい、日常生活を送るのにもビクビク生活するようになります。HSP特性は病気ではないにせよ、うつ病などの病気を誘発する十分なトリガーとなり得るのです。

そして、引きこもりやニートへの入り口となってしまうことも少なくありません。

HSP特性を持ちながら生活するには、「自分がHSPであることを受け止め、柔軟な心理状態を保つ」ことが不可欠となります。

他のコラムでも紹介していますが、「毎日80%」の力で仕事・勉学に取り組むことも大切と言えますね。

社会で障害になりがちなHSP特性とは

HSPさんは社会で何につまずきやすいのか、私の経験を踏まえてリストアップしてみました。解決策も添えておきますのでどうぞご参考になさってください。

  • 作業のミスは少なくするため時間がかかる
  • 同僚や上司の顔色を異常に気にしてどう思われているか心配する
  • 多くのタスクを効率よくこなせない
  • 自分に関係ない大声や叱り声が怖くて仕方がない

大きなところでこのような感じでしょうか。では一緒に詳しく見ていきましょう!

作業のミスは少なくするため時間がかかる

HSPさんの特徴として、非常に丁寧な仕事をするということが挙げられます。これは私もWAIS-IIIというテストを受けましたが、「作業は遅いがミスは少ない」という事象が顕著に現れました。

しかし、今の社会でスピードを遅くして作業をする仕事というのはあまりありませんし、何事も「早く早く!」と急かされることの方が多いです。

対策として

最初に「急務・普通・遅くてもOK」という風に仕事にラベリングして作業すると捗ります。当然、急務からこなすことになりますが、気が向かなければ「普通」の仕事を少しやってみて肩慣らしするのもいいですね。

同僚や上司の顔色を異常に気にしてどう思われているか心配する

HSPさんは少しの環境の変化に異常なほど気にします。例えば「向こうの話し声は私のことかも!」という意識や「自分が努力不足だからあんなこと言われたんだ、私はダメだ!」という感じに自虐してしまいます。

人の顔色ばかり気にしているので心休まる暇がありません。

対策として

メンタルを強くしろ!というのは性格の矯正の話になってくるので、なかなか難しいと思います。そこで試して欲しいのが「いざとなれば辞めていいんだ」という意識を持つことです。

実際辞めるかどうかは別にして、私には最終的なカードがあると自覚するのです。要するに「逃げ道を作る」のです。

自分の可能性に気づくと「人に嫌われても大丈夫」と心臓に毛が生えますのでお試しください。

多くのタスクを効率よくこなせない

いわゆる作業の同時進行という話なのですが、これは私も苦手です。ついつい偏ってしまいます。いくつものタスクを受け持つのはHSPの脳内をメチャクチャにします。

対策として

そこで気をつけていることは、時間を意識するということです。「あと1時間で今の作業を仕上げよう」や「これは簡単だからこれから15分でやってしまおう」などですね。

量で考えず時間で区切ることが大切です。時間を意識すると集中力のオン・オフにも繋がるのでオススメです。

自分に関係ない大声や叱り声が怖くて仕方がない

HSPさんは環境に敏感なのは承知だと思いますが、大きな音はすごくストレスとなります。

掃除機の音さえにもビクビクします。あとは上司の怒鳴る声なども、自分のことを言っているわけではないのに、胸がギューっとなってしまいます。

対策として

可能なら耳栓をするといいでしょう。もっと欲を言うとイヤホンで音楽を聴きながらというのもありですが、職場によってはNGのところもありますので、上司に事情を言ってみてはいかがでしょうか。

また、配置換えしてもらうというのもありだと思います。私の今のデスクは人よりも暗いですが居心地はいいです。

HSPが原因でニートや引きこもりにならないためには

上記のポイントを理解して「HSP特性が出てるから、ちょっとペースダウンしよう」など無理をしないことが大切です。ストレス対策は会社が行ってくれるものではなく、自分が自主的にアクションを起こさなければいけない問題です。

また現在ニート・引きこもり生活を送っている方は、専門医、例えば心療内科や精神科へ受診するのも一つの手です。病院なんて行きたくないという方も結構いらっしゃるので、カウンセリングだけでも受けてみると心が晴れますよ。

 

HSPをもつ家族はどうすればいいのか

まず「話を聞いてあげること」から始めましょう。その時、批判や軽蔑は絶対しないこと。HSP特性の辛さや苦しみは周囲が思うより壮絶です。

また、1日一回は本人と接しましょう。何の対策を講じなくてもコミュニケーションを取ると言うことは何よりも大切です。

HSPにとって会社や学校は一番気になる問題です。しかし、本人に人生は会社や学校だけではないということを理解してもらうのも一つの手ですね。

結局のところ……

どれだけ周囲が騒ごうか喚こうが、HSP本人が特性を理解し受け入れないと対策も打てません。まずは、HSPやうつ病などの病名は伏せて「最近どう?」と話をしてみましょう。

HSPの当事者は「80%」の気持ちで日々暮らしましょう。生き焦る必要はないですし「残りの20%は保険」として取っておけばいいんですよ。

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ノリマロ

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投稿者プロフィール

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Others:あなたの気持ちいい距離感で大丈夫です。「HSP」は時にはツライ特性ですが、健やかな毎日になるようにそっと背中を押しますね。

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コメント

  1. アバター
    • 梅野
    • 2018年 1月 11日

    いつも記事拝見させていただいております。

    わたしもこのような傾向があり特に
    上司(とてもいい人たちですが)の話はまさに今このような状態です。

    ですので参考になりました。
    また記事の更新楽しみにしております。

  2. ノリマロ
    • ノリマロ
    • 2018年 1月 12日

    梅野 様

    日頃からご愛顧を賜りありがとうございます。
    HSP特性は何かと不便なものではありますが、工夫次第で乗り越えられると思っております。
    また、いろいろな情報を更新いたしますので、いつでもいらしてくださいね。

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