
最近、新エヴァ劇場版の話も全く聞かなくなったので、旧テレビ版を見直していました。さすが、サブカルチャーの王座に輝いたこともあってか今でも色褪せませんね!
今回は、HSPとエヴァに関してのお話です。
コンテンツ
はじめに「シンジ君ってHSP気質だよねー」
エヴァを見直して思ったのが、シンジ君のヘタレ具合が自分と重なってシンクロ率300%なこと(笑)
では、ちょっとテレビ版のシンジ君を振り返ってみましよう!
ここで再確認!シンジ君の特徴
いくつか挙げてみましょうか。
- 自分に自信がない
- なんでも抱え込んでしまう
- ネガティブすぎる
- 簡単に信じ、結果裏切られ、勝手に凹む
- 自分が嫌い
もうね「あんたバカ〜?」って言われても仕方ないくらい潔いダメっぷりですね!
でも、「あぁーこれ俺(私)だわ!」と思う人も結構いるはず。
エヴァを通してHSP特性について考えてみた
旧エヴァ放送時に、シンジに共感した人が大勢いたように、その頃から現代社会においての生きづらさというものを、人々は薄々感じていたのではないでしょうか?
その生きづらさが、やっと現代において認知されてきたように思います。
目標はアスカみたいな人だけど、根は自己否定に溢れている人が多いのでしょうか。(正確にはアスカもネガティブ人間ですが)
アニメはその時の社会を映し出す鏡だと、どこかの監督が言ってましたがその通りだと思います。
HSPに関しても、今まで認知されてこなかっただけで、過去に苦しい思いをした人も多くいたのでしょう。
それこそ、原始時代からHSP特性というものがあったのかもしれません。
社会はその頃と変わったのか
「現代社会が生きにくい」という副次的なテーマを帯びている、旧エヴァですが、公開当時から少しでも生きやすくストレスレスな社会に変わったのでしょうか?
私の答えとしてはNOです。
日本社会における色々な問題提起は何年も前からされてきました。しかし、幸福な国になったかというといささか疑問が残ります。
むしろ、色々な糸が複雑に絡み合って、それをあえて解そうという人は稀な存在です。
「見たくない・聞きたくない・言いたくない」これらに蓋をしてきたツケは徐々に表面化してきています。
旧エヴァTV版での終わり方
テレビ版では「シンジの既存の人格破壊と再構築」で幕を閉じます。その中で、一番心にグサッとくるセリフを。
ミサト「晴れの日は気分よく」
レイ「雨の日は憂鬱」
アスカ「と、教えられたらそう思い込んでしまう」
リツコ「雨の日だって楽しいことはあるのに」
冬月「受け取り方一つで、まるで別モノになってしまう脆弱なものだ。人の中の真実とはな」
要は考え方次第ですね。HSPを許せる自分へ思考をどのように持っていくか。
また十数年後エヴァを見直した時、いい意味で古臭いアニメになっていることを祈っています。
まとめ
HSPとシンジ君についてまとめようと思ったら、なぜか大風呂敷を広げてしまったので、どこで締めようかと思っていたところです(笑)
書いている方は結構楽しいコラムになったので、満足しました。
「観ていないからサッパリわからんわ〜」という方、観てみると楽しいよ〜。おすすめだよ〜。
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